ダリ展
たまにはレッスン以外のお話をしたいと思います。
先日、六本木にある国立新美術館へ行って来ました。
目的は…ダリ!!
ダリ展です。
前回ダリ展が日本で催されたのは10年前でした。
10年振りの回顧展なのです。
私、10年前にもダリ展に行っています。
あの当時、まだ高校生だった私は
「これがダリの描く絵なのか〜」と…
その程度にしか感じていませんでした。
しかし10年も経つと、人間少しは変化があるようで、今回は色々と考えながら鑑賞していました。
ダリと同年代の作曲家を調べながら回り、
「ダリとこの作曲家は同じ年齢か。」
「この絵が描かれた頃、あの作曲家は生まれたのか。」
そう遠くはない過去に思いを馳せながら、鑑賞しました。
前回の回顧展ではダリを象徴する、ヒゲやアリ、ピアノ、歪んだ時計と云った絵が多かった記憶がありますが、今回は本の挿絵や宝飾品、バレエの衣装など「こういう仕事もしていたのか!」と言う程、多岐に渡って展示されていました。
ダリ。
彼は意外とビジネスライクで計算高く、そして自分を売り込むのが上手かった人なのかも知れません。
今回の展覧会で彼のイメージが大きく変わり、又、芸術家としての生き方を学んだ気がします。
唯一、撮影が許可された展示スペース。
時間があれば、もう一度行きたい。
そう思えるくらい、良かったです。
0コメント